2023/07/20 11:33


こんにちは、ミジンコやさんです。
稚魚・淡水魚の活餌に引っ張りだこなミジンコですが、中にはちょっと厄介者扱いをされている種類もあるようです。

今回は、アクアリウム界ではあまり歓迎されていない!?疑惑のカイミジンコに迫ります。


カイミジンコって何ミジンコ?
カイミジンコは『貝虫』と呼ばれる甲殻類の一種です。ミジンコと同じ甲殻類ではありますが、実はミジンコとは別の系統に属します。見た目と大きさがミジンコに似ているため、名前に『ミジンコ』と付くようですね。
また、カイミジンコは二枚貝のような殻に全身が包まれており、主に動物の死骸を餌としています。


何故?厄介者扱いのカイミジンコ
カイミジンコ厄介者とされてしまうのは、カイミジンコの持つ硬い殻に原因があります。
カイミジンコは二枚貝のような殻全身を覆っているため、魚たちはカイミジンコを食べようとはしません。
また、カイミジンコの主食は動物性の死骸ですから、水槽内に『お掃除屋さん』を既に雇っている場合、お掃除屋さんとカイミジンコで餌の競合が起こってしまいます。

カイミジンコが存在することで特に際立った害があるというわけではありませんが、毒にも薬にもならない という意味で嫌煙されるケースが多いようです。

もしお掃除屋さんがいない水槽で、カイミジンコの見た目も気にならないよ、という場合はカイミジンコたちにお掃除を任せてみても良いかもしれませんね。


因みに、カイミジンコの仲間には、あのウミホタルが存在します。
淡水と海水、光る光らないの違いはありますが、確かに見た目はかなり似ています。


カイミジンコはお魚に不人気ですが、当店ではお魚たちの大好物であるタマミジンコオオミジンコを販売しております!
稚魚の餌に、成魚のおやつに、是非ご活用ください!!